« 未来の食べ物?・食卓はどうなる? | トップページ | 純情きらり、本格始動 »

2006年4月 7日 (金)

プロフェッショナル・鈴木敏夫

 本日、つい先ほどまで放送されていた、NHK『プロフェッショナル仕事の流儀・鈴木敏夫』を観た。

一言で言って、面白かった。

今回は、『風の谷のナウシカ』や『となりのトトロ』、最近では『もののけ姫』や『ハウルの動く城』などの宮崎駿監督映画で有名なアニメ製作会社の映画プロデューサーとして知られている、鈴木敏夫が取り上げられていた。

僕は、昔から宮崎駿監督の作品が大好きで、鈴木敏夫の名前も何度か聞いた覚えがあった為、興味を持って観てみたのである。

彼の信念は、

「自分は信じない、他人を信じる」

と言う事だそうで、その根拠は、

「人一人の力なんて、たかが知れている。」

この言葉は、雑誌記者から始まり、アニメ雑誌の編集長、そしてアニメ製作会社スタジオ・ジブリの社長と言う、今まで数々の仕事の経験を持つ彼ならではの、身に沁みた言葉なのだろう。

そして、

「仕事を祭りにする、仕事を仕事としない。」

と言う考え方は、人をその気にさせ、自分の目的に共感させる為に巻き込んでしまう為の彼の策なのだろう。

人は自分の好きなことに対しては限りなく没頭し、時として、もの凄いエネルギーを発揮する。

きっと、そのエネルギーを引き出す方法なのだと思った。

また、

「作品が世に受け入れられるかは、どれだけ時代に寄りそえるかだ。」

と言っていたが、これは、その時代の人々の心に限りなく近づく事によって、その人々の心底から訴えたいことを汲み取って作品に取り入れ、最後は反対に人々を作品に共感させると言うことだと思う。

一方、番組内では、今年の夏に公開予定の『ゲド戦記』の製作過程が取り上げられており、その中で、彼の部下達の奮闘する様子も描かれていた。

彼の若い部下達が作品内容を凝縮して表す、ボディーコピーと言う文章を作成する際に、自分の書いた文章を近くに居るあらゆる人に聞いて意見を求める姿が映されていた。

この姿は、おそらく鈴木が普段から行っている姿なのだと思った。

部下達の行動は、そんな鈴木の姿を普段から間近に見ていたからこその行動だと思ったのである。

ここにも、「自分は信じない。人を信じる。」

と言う信念が深く根付いていると思った。

番組聞き手からの、色んな人に意見を聞きすぎて、訳が分からなくなってしまいませんか?との問いに、

「最初に思いついた事を書いておくんです。そして、色々な人の意見を聞いた後、それをもう一度見た時に、自分が最初に思っていた事は、こういうことを思っていたんだ、こう言う事をしたかったんだと分かって来るんです。」

と答えた鈴木の言葉をを聞いたとき、僕は、ある占い師の言葉を思い出した。

「ここに来る人は最初から自分が何をすべきかの答えを知っている。自分はそれを自覚させて上げるだけだ。」

もしかしたら、人生のあらゆる場面で、人は初めから答えを知っているのかも知れない。

番組の最後に出された、プロフェッショナルとは?、との質問に

「期待に応えること。」

と答えた鈴木を見て、僕は、彼こそ、まさにプロフェッショナルだと思った。

これからも、彼らの作品達に期待し続けたい。

|

« 未来の食べ物?・食卓はどうなる? | トップページ | 純情きらり、本格始動 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/62400/1316390

この記事へのトラックバック一覧です: プロフェッショナル・鈴木敏夫:

» パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェストがこの夏公開!! [パイレーツ・オブ・カリビアンの鉄人]
話題に乗り遅れるな!パイレーツ・オブ・カリビアンの待望の続編「デッドマンズ・チェス」がこの夏公開!!イベント・ネタバレ・リニューアル版「カリブの海賊」、そして2007年の3の情報を鉄人で先取り! [続きを読む]

受信: 2006年4月21日 (金) 03時18分

» 宮崎 駿 スタジオ ジブリがみたい! [宮崎 駿 スタジオ ジブリがみたい!]
こんにちは!宮崎駿とスタジオジブリの作品とその関連商品を紹介しています。いくつになっても忘れたくない感動を与えてくれますね☆ [続きを読む]

受信: 2006年6月25日 (日) 12時32分

« 未来の食べ物?・食卓はどうなる? | トップページ | 純情きらり、本格始動 »